東京池袋 占い師水森太陽オフィシャルサイト

東京池袋占い館セレーネ代表・占い師水森太陽のオフィシャルサイトです。インド占星術、紫微斗数、手相、タロット、四柱推命、風水などで東京で対面鑑定してます。

スタンス

【占いに対してのスタンス】

 

占い師によって、占いに対するスタンスは様々です。

近年多様性なんて言葉が持て囃されていますし、人それぞれで良いと思います。

あくまで、私はこんな感じですよといった内容です。

 

私は、占いというのは運命という複雑なものを掴もうと挑戦してきた先人たちが残した文化として捉えています。

私は、その文化を現代社会を生きていくためツールとして活かすことも出来るのではないかと考え、日々鑑定業を営むものです。

 

 

占いは統計学ですか?

 

中には、占いは統計学だという人もいますが、そういう人に限って、専門的な統計学の知識が無かったりします。

もちろん、占いに統計的な要素が全く無いわけではありません。

実際に、そういう研究をされて成果をあげている先生もいらっしゃいます。

しかし、占いに関わる全ての要素が統計で割り切れるかというと、ちょっと違うと思っています。

私は、研究はもちろんしますが、あくまでも実践家のスタンスを取っています。

統計などという仰々しい言葉を使うのではなく、単に、経験的にこういうことは言えるというのは確かにあります。

経験則というのは、ともすれば、主観の世界になってしまいますが、生きていく上でとても重要なものではないでしょうか。

最近の脳研究では、直観を司る部位は大脳基底核という場所がよく働いていると言われています。

大脳基底核というのは、手続き記憶を司る場所で、方法の記憶、経験値などを蓄積するところです。

数千人、数万人のクライアントを鑑定することで、占い師は確実に経験を増していきます。

そうして、クライアントが今どんな状態にあるのか「あんばい」が解ってくるものだと思います。

 

 

占いは霊感から来るものですか?

 

霊感占い、スピリチュアルカウンセリング、人間の持つ、潜在能力への憧れはつきません。

私は、古人が語ったように、「君子怪力乱神を語らず。」って言ってみたいなぁと思ってます。

目に見えない世界が存在しないと言っている訳ではありません。

人の潜在能力というのは不思議なもので、超心理学と呼ばれる、超能力などの研究では、連続して超能力で的中が続くと、急に当たらなくなる現象や、超能力を信じているもの同士と、疑ってるもの同士で同じ実験をすると明らかに差が出る効果があるそうです。

人の心というのはとても微妙なものです。オープンな心だと「当たる」占いが、心を開かない人だと当たらなかったり、的中が連続すると、まるでギャンブルで勝ち続けると恐怖を感じるように、急に外れはじめたりするのかもしれません。

人が他人に見抜かれることへの恐怖、他人に支配されることへの恐怖は潜在意識に深く刻まれたものであり、もしかしたら、世間の占い師や霊能者に対する偏見もこの恐怖心から来ている所もあるかもと思ってます。

とはいうものの、私達には目に見えない世界を洞察する、潜在能力があるように思います。

私は、経験的に、脳の揺らぎをコントロールすること、物事を抽象化して眺めることで、閃きやすくなると感じています。

その閃きを活かすために、象徴と機能性があり、精神集中を必要とする占いのシステムは大変に便利なツールのように思います。

また、ミラーニューロン。私達が相手の感情などを掴むための細胞が脳にはあります。あくびが伝染ったり、笑っている人を見ると楽しい気分になったり、悲しんでいる人をみると涙が出てきたり・・・。共感細胞とか物真似細胞とか呼ばれている細胞です。霊能者はこちらの機能を駆使することに長けている人達かもしれません。

占い師は、経験に基づく直観と、訓練により熟練された閃き、そしてミラーニューロンの活用によって、霊感としか思えない回答をすることがあるのではないでしょうか?

 

占いはカウンセリングですか?未来予測ですか?

 

人生に迷った時に、友達への相談、コーチング、カウンセリング、宗教ではなく占いを選択する人が一定数います。

そういう人に対して、どのようなアプローチをとるのかは、占い師として永遠の課題かもしれません。

世の占い師の中には「占いは当て物ではない」という人がいます。

でも、当てて欲しくて鑑定を受けに来るクライアントからしたら、こんなスタンスはたまったもんではありません。

また、「占いで心理だアートだの言うのは馬鹿げてる。占いは当たれば良いんだ」こんな風に言う人もいます。

しかし、誰にも言えない悩みを占い師に吐き出したい人達がいるのです。

カウンセリングや宗教ではなく、自分の宿命や運命と向き合うことで、自分の心の整理をすることを望む人が確かにいます。

こういう人に対して、当てれば良いんだ!と気取っていても良いのでしょうか?

私は、ツールとして占いを使う際には、様々なアプローチを否定するのはナンセンスであると考えています。

お客様1人1人にとって最も適した占いを一緒に見つけていくことが、鑑定に関する私のスタンスです。

 

 

まとめ

 

願わくば、「占い」を、「今」と「未来」、「私」と「世界」など、根源的なものに向き合うきっかけに活かしてもらえたら嬉しいなと思ってます。

 

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2024.12.10 Tuesday